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【ノートン360】の法人向け製品を購入する方法

【ノートン360】を企業で使う方法を徹底解説!

ノートンのセキュリティソフトをを、会社の職場やスモールオフィス等で使用したいという方も多いと思います。

そのような方におすすめなノートン製品と、製品を利用する際の注意点について詳しく解説します!

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目次

ノートンの法人向け製品について

「ノートン」は、Gen Digital社という会社が開発・販売しているセキュリティソフトです。以前はSymantec社のコンシューマ向け製品部門が開発・販売しており、同社は「シマンテック」ブランドで法人向けセキュリティソフトも販売していました。

しかし、2019年に法人向け製品をBroadcom社に売却した結果、社名をNortonLifelock、さらにGen Digitalへと変更し、現在はコンシューマ向けセキュリティソフト専業の企業となっています。

以降、ノートンでは法人向け製品の開発・販売は行っておらず、法人契約も用意されていませんでしたが、2024年4月にノートンスモールビジネスという中小企業向けのセキュリティソフトを発売開始しました。

ノートンを企業で使用する方法

ノートンスモールビジネスは中小企業向けの製品のためもちろん企業で使用可能ですが、コンシューマ向けに販売されているノートン360も企業で問題なく利用することが可能です※2023年12月にノートンのカスタマーサポートに確認済み。ノートン360の製品ページには「用途: 家庭での非営利目的での使用に限られます。」という記載がありますが、手違いで記載されたものらしく、無視して構わないということです。)。

さて、そもそも、法人向けセキュリティソフトの利点とは何でしょうか?
簡単にいうと、以下の2つです。

  1. 複数の端末(パソコンやスマホ)を管理サーバーから集中管理・監視できる
  2. ライセンスの管理(購入・更新)が簡単

つまり、上記の2点をそれほど重要視しないのであれば、通常のコンシューマ向けセキュリティソフトで十分ということになります。

1については、法人向けセキュリティソフトの場合、通常は専任の管理者を配置し、数百台、数千台のデバイスに対するインストールや設定変更を集中管理します。

ただ、数十名程度の企業やオフィスの場合は、専任の担当者が必要なほどの作業は発生しません。

※ノートン360でも、マイノートン(mynorton.com)からすべてのインストール済みデバイスのステータス確認や定義ファイルの更新等が可能です。

2については、法人向けセキュリティソフトの場合、数百台や数千台単位で利用可能な一つのライセンスを購入しますので、デバイスの数が多い場合はライセンスの管理が楽になります。

ただ、ノートン360には10台までインストール可能な製品(ノートン360プレミアム10台版)が用意されていますので、数十台程度のパソコンしかない環境であれば、ライセンスの管理にさほど手間はかかりません。

つまり、小・中規模なオフィスであれば、企業で利用する場合でもノートン360で十分な場合が多いということです。

ノートンスモールビジネスとはどんな製品?

さて、2024年に新たに発売されたノートンスモールビジネスは、中小企業向けに用意されたセキュリティソフトです(※アメリカでは以前より販売されていました)。ただ、特に中小企業での利用に特化した新機能はなく、既存の機能を組み合わせて中小企業向けに構成し直した製品となっています。

ノートンスモールビジネスとノートンスモールビジネスプレミアムの2種類が用意されており、2製品の違いはセキュアVPN/ドライバアップデータの有無と、クラウドバックアップ(Windows)の容量のみです。

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ノートンスモールビジネスノートンスモールビジネスノートンスモールビジネスノートンスモールビジネスプレミアムノートンスモールビジネスプレミアム
インストール台数610201020
価格(1年版のみ)6,880円9,880円12,880円13,880円16,880円
ウイルス対策・不正侵入対策
プライベートブラウザ
ソフトウェアアップデータ
ユーティリティーズ アルティメット
パスワードマネージャー
ダークウェブの監視
クラウドバックアップ250GB250GB250GB500GB500GB
セキュアVPN
ドライバ アップデータ

ノートンスモールビジネスとノートン360との比較

次に、ノートンスモールビジネス/ノートンスモールビジネスプレミアムと、既存のノートン360との違いを比較してみましょう。(※価格はいずれも10台版の価格)

最も重要な点は、以下の3つです。

  • ノートンスモールビジネス/ノートンスモールビジネスプレミアムに3年版はない
  • ノートンスモールビジネス/ノートンスモールビジネスプレミアムには、単体で販売されているノートンユーティリティーズアルティメットが付属する
  • ノートンスモールビジネスにはセキュアVPNが付属しない
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ノートン360プレミアムノートンスモールビジネスノートンスモールビジネスプレミアム
1年版価格12,880円9,880円13,880円
3年版価格28,680円
ウイルス対策・不正侵入対策
プライベートブラウザ
ソフトウェアアップデータ
ユーティリティーズ アルティメット
パスワードマネージャー
ダークウェブの監視
クラウドバックアップ75GB250GB500GB
セキュアVPN
子供のネット利用管理

ソフトウェアアップデータとドライバアップデータについては、Windows Updateもありますし、そこまで必要な機能ではないでしょう。

クラウドバックアップの容量はノートン360プレミアムに比べると大きく増加していますが、あくまでもバックアップ用なため、BoxやDropBox等のオンラインストレージのように多様な用途に使えるものではありませんので注意が必要です。

また、ノートンユーティリティーズアルティメットはパソコンの動作を安定させる効果はありますが、中小企業に必須とまではいえないと思います。

あと、ビジネス用途にはVPNは必須ですが、ノートンスモールビジネスにはセキュアVPNは搭載されていないので注意が必要です。

結論を言うと、中小企業での利用に特に便利な機能というものは用意されていませんが、ノートンスモールビジネスの利点はインストール台数が多い環境では割安になるという点だと思います。

価格デバイス1台/月の価格
ノートン360プレミアム10台3年版28,680円80円
ノートン360プレミアム10台1年版12,880円107円
ノートンスモールビジネス6台1年版6,880円96円
ノートンスモールビジネス10台1年版9,880円82円
ノートンスモールビジネス20台1年版12,880円54円
ノートンスモールビジネスプレミアム10台1年版13,880円116円
ノートンスモールビジネスプレミアム20台1年版16,880円70円

もし20台以上のデバイスにインストールしたい場合、ノートンスモールビジネスプレミアム20台版を購入すれば、デバイス1台/月のコストはわずか54円で済みます。セキュアVPNが必要であればノートンスモールビジネスプレミアム20台版を選択するといいでしょう。

企業やオフィスにおすすめのノートン製品は?

上記で解説したように、保有するデバイスが多く、デバイス1台あたりのコストをできるだけ抑えたいという場合は、ノートンスモールビジネスまたはノートンスモールビジネスプレミアムを選べば良いでしょう。

ただ、実際のところ、中小企業では数名程度の小さな部署やチーム単位で購入するケースも多いと思います。そのような場合は、ノートン360でも十分です。

ノートン360プレミアムは、ノートン360のすべての機能を搭載している最上位製品です。

この製品は、5台または10台までのWindowsパソコン、Mac、Androidデバイス、iOSデバイスにインストール可能なため、例えば10台のパソコンを利用しているオフィスであれば、ノートン360プレミアム10台版のライセンスを一つ購入すればオフィス内のすべてのパソコンを保護することが可能です。

1年版と3年版が用意されていますが、デバイス1台あたりのコストは3年版が最も安くなります。また、3年版を購入すれば、インストール後3年間はライセンスの更新が必要なくなりますので、管理上の手間も少なくなります。

5台版価格デバイス1台/月の価格
3年版15,980円89円
1年版7,980円133円
5
10台版価格デバイス1台/月の価格
3年版28,680円80円
1年版12,880円107円

もちろん、もっとデバイス数が少ない場合は、下位製品のノートン360デラックスやノートン360スタンダードでも問題ありません。ノートン360の種類についての詳しい説明は以下の記事をご覧ください↓

ノートン360を企業・オフィスで使用する場合の注意点

ノートン360をインストールするデバイスは一つのノートンアカウントを共有します。例えば、ノートン360プレミアム10台版を10台のデバイスにインストールする場合、その10台のパソコン(またはスマホ)は同じ一つのノートンアカウントを使用して管理します。

社員間で個人情報を不用意に共有しないように、デバイス単位ではなくノートンアカウント単位で使用する以下の2つの機能は使用しないか、使用する場合は注意するようにしましょう。

もしくは、ノートンアカウントのID/パスワードを個々の社員に共有しないというのも一つの方法です。

同じノートンアカウントを使用するデバイスは、同じオンラインストレージを共有します。機密書類や他人に見られては困る書類などをクラウドバックアップの対象にしないようにしましょう(デバイスごとにハードディスク等にバックアップする場合は問題ありません)。

ダークウェブモニタリングの監視対象項目の設定は、デバイス単位ではなくノートンアカウント単位で行います。法人で使用する場合はダークウェブモニタリング機能の必要性は少ないと思いますが、使用の際は個人情報を登録しないようにしましょう。

上記の点に注意すれば、企業でも問題なく利用可能です

ノートン360はリモートワークにも最適

従業員にリモートワークを許可する場合、デバイスのウイルス対策に加えて、個人情報や機密情報が通信中に盗聴されることを防ぐためのVPNが必須になります。

その点、ノートン360には、強力なウイルス対策機能に加えて、データ通信容量無制限のVPNが搭載されていますので、別途VPNを購入する必要がなくなります。

VPNには無料の製品もありますが、悪質なVPNプロバイダーの中にはユーザーの利用記録を保存して個人情報や機密情報にアクセスしようとするものもいます。従って、信頼できる企業が提供するVPNを利用することが非常に重要となります。

その点、ノートンのVPNは、企業自体が信頼できることに加えて、ログを保存していませんので、安心してVPNを利用することが可能です

ノートン360の購入はノートン公式ストアがおすすめ

なお、ノートン360は、ノートン公式ストアから購入するのがおすすめです。

ノートン公式ストアはノートン自らが運営する公式ストアなので安心です。(オンラインショッピングモール等で異常に安いライセンスキーを販売しているのを見ることがありますが、違法な手段で入手したキーを転売しているケースもありますので注意してください)

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※なお、ノートン公式ストアのデザインは時々変更されます。もしノートン360プレミアム10台版が見つからない場合は、ページ最下部のフッターメニューから「ノートン360プレミアム」をクリックしてください。

「ノートン360プレミアム10台版」製品ページにリンクするフッターメニュー項目

以下のページでノートン360プレミアムの10台版を購入できます↓

「ノートン360プレミアム10台版」製品ページ
「ノートン360プレミアム10台版」製品ページ

ウイルスバスタークラウドは2023年10月、ZEROスーパーセキュリティは2024年2月に大幅値上げを行いました。競合他社も追随する可能性がありますので、セキュリティソフトの購入を予定している場合は早めに購入しておいた方が良いと思います。

まとめ

ノートン360は、世界シェアNo.1、かつ高機能・高性能のコンシューマー向け統合セキュリティソフトです。ご家庭で使用している人も多いことから、使い慣れた製品を職場でも使用したいと考える方もいると思います。

会社だから、必ず法人向けセキュリティソフトが必要、ということはありません。実際のところ、小さなオフィスや会社であればコンシューマー向けセキュリティソフトでも十分事足ります。

ノートン360プレミアムはインストール可能台数が多く、ライセンス管理の手間も減るため、企業で利用する場合におすすめの製品ではありますが、他の製品でも問題はありません。ノートン360シリーズの詳しい説明については、以下の記事をご覧ください↓

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