【結論】ノートンとウイルスバスター、どちらがおすすめ?
ノートン360がおすすめの方
- 常に最新のサイバー脅威に対する対策を行い、企業等からの個人情報流出にも備えておきたいという方
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ウイルスバスターがおすすめの方
- 製品の使いやすさと分かりやすさに加えて、充実したサポート体制を求める方
ノートンとウイルスバスターの特徴は?
ノートンとウイルスバスターの価格の比較
ウイルスバスタークラウドは3台版しか販売されていませんが、ノートン360にはインストール可能台数や機能の違いにより多くの選択肢が用意されています。
ここでは、ウイルスバスタークラウドと同じく3台までのデバイスにインストール可能な、ノートン360デラックスを対象に比較してみましょう。
以下の表を見ると、ウイルスバスタークラウドの方がやや割安なのがわかりますが、後述するようにノートン360の方が明らかに機能が豊富なため、ノートン360の方がコストパフォーマンスに優れていると言えます。
![]() ノートン360デラックス | ![]() ウイルスバスタークラウド | |
1年版 | 7,680円 (213円) | 5,720円 (159円) |
3年版 | 14,480円 (134円) | 13,580円 (126円) |
ノートン360デラックスは、以前2,780円(1年1台版)で販売されていた「ダークウェブモニタリング」と、3,290円(1年1台版)で販売されている「ノートンセキュアVPN」が標準搭載されていることを考えるとお得な価格設定です。
なお、ノートン360には、デラックスの他に、1台または2台までのデバイスにインストールできるノートン360スタンダードや、5台または10台までのデバイスにインストールできるノートン360プレミアムという製品もあります。
ノートンとウイルスバスターの機能の比較
Windows版の機能比較
![]() ノートン360デラックス | ![]() ウイルスバスタークラウド | |
マルウェア対策 | ||
ファイアウォール | 独自のファイアーウォール機能は搭載されていませんが、Windowsのファイアーウォールを機能強化する「ファイアウォールチューナー」という機能が搭載されています。 | |
ID/パスワード管理 (パスワードマネージャー) | 「パスワードマネージャー 無料版」を使うとIDが5つまで無料。それ以上登録するときは製品版を購入する必要あり(2,750円/年)。 | |
子供のネット利用管理 | ||
ネットバンキング保護 | 特定の金融機関のみ対応 | |
Webカメラ保護 | ||
VPN (Wi-fiデータ通信保護) | 単体でも販売されているVPNソフト「ノートンセキュアVPN」が付属 | |
個人情報の流出監視と通知 (ダークウェブモニタリング) | 別途「パスワードマネージャー 」を購入する必要あり(2,750円/年)。 | |
ウイルス駆除サービス | 自動延長サービスに加入している場合はウイルス駆除サービス(ノートンプロテクションプロミス)を利用可能。ノートンの専門家がウイルスを駆除できなかった場合は製品購入代金の返金を請求できる。 | |
自動クラウドバックアップ | 25GB | ランサムウェア対策機能の一部として、暗号化される前にファイルを自動バックアップする機能を搭載 |
パフォーマンスの最適化 |
両製品とも基本的なマルウェア対策機能については、ほぼ同等の高い性能を持っていると考えて差し支え有りませんが、機能面でより充実しているのはノートン360デラックスです。
例えば、ノートン360デラックスには、以前は単体で販売されていた、個人情報の流出を監視・検知する「ダークウェブモニタリング」が2021年2月から標準搭載されています。またVPN機能も、個別の製品として販売されている「ノートンセキュアVPN」がそのまま搭載されています。
なお、ノートン360にはデラックスの他に、スタンダードとプレミアムという製品も用意されています。これらの製品の主な違いはインストール可能台数ですが、スタンダードには保護者機能やダークウェブモニタリングが搭載されていない等、機能にも若干の差があります。
Mac版の機能比較
![]() ノートン360デラックス | ![]() ウイルスバスタークラウド | |
マルウェア対策 | ||
ファイアウォール | ||
ID/パスワード管理 (パスワードマネージャー) | 「パスワードマネージャー 無料版」を使うとIDが5つまで無料。それ以上登録するときは製品版を購入する必要あり(2,750円/年)。 | |
Web脅威対策 | ||
子供のネット利用管理 | 子供の目に触れさせたくない有害サイト等へのアクセスをブロックする「URLフィルタ」を搭載 | |
VPN (Wi-fiデータ通信保護) | 単体でも販売されているVPNソフト「ノートンセキュアVPN」が付属 | |
不要ファイルの除去 | 「クリーン」機能を使用して、一時ファイル、インストーラ、電子メールや写真アルバムの重複ファイルなどのジャンクファイルを検出・除去 |
Mac版アプリについても、ウイルスバスタークラウドよりノートン360の方が多機能です。
特に、ノートン360に標準搭載されているVPNは、Macでリモートワークをする方には必須とも言えますので、VPN製品を別途購入する必要がないというのは大きな利点でしょう。
Android版の機能比較
![]() ノートン360デラックス | ![]() ウイルスバスタークラウド | |
マルウェア対策 | ||
危険サイトブロック | ||
SMSフィッシングメール詐欺対策 | ||
リモートロック/消去 (盗難対策) | ||
GPSで端末位置を捜索 (盗難対策) | ||
リモートで周囲を撮影 (盗難対策) | ||
警告音を鳴らす (盗難対策) | ||
SIMカード保護 (盗難対策) | ||
アプリのスキャン | ||
パフォーマンス最適化 | ||
子供のネット利用管理 (ペアレンタルコントロール) | 別アプリで提供 | 別アプリで提供 |
個人情報の流出監視と通知 (ダークウェブモニタリング) | 別アプリで提供 | 別途「パスワードマネージャー 」を購入する必要あり(2,750円/年)。 |
VPN (Wi-fiデータ通信保護) | ||
Wi-Fi安全性チェック |
一見すると、ウイルスバスタークラウドの方がノートン360より圧倒的に多機能のように見えますが、今はGoogleが提供する専用アプリ「Find My Device(デバイスを探す)」を使えば、位置の特定、ロック、データ消去等の盗難対策機能を無料で利用可能なため、セキュリティソフトが独自に盗難対策機能を用意する必要性はあまりありません。
したがって、Android版アプリにおいても、VPNが標準搭載されているノートン360の方が実質的に多機能であると言えます。

iOS版の機能比較
![]() ノートン360デラックス | ![]() ウイルスバスタークラウド | |
危険サイトブロック | ||
SMSフィッシングメール詐欺対策 | ||
GPSで端末位置を捜索 (盗難対策) | ||
警告音を鳴らす (盗難対策) | ||
Wi-Fi安全性チェック | ||
子供のネット利用管理 (ペアレンタルコントロール) | 別アプリで提供 | 別アプリで提供 |
個人情報の流出監視と通知 (ダークウェブモニタリング) | 別アプリで提供 | 別途「パスワードマネージャー 」を購入する必要あり(2,750円/年)。 |
VPN (Wi-fiデータ通信保護) | ||
カレンダースパム対策 |
iOS版アプリでも、Android版アプリと同様に、一見するとウイルスバスタークラウドの方が多機能のように見えますが、盗難対策機能はAppleが用意している「iPhoneを探す」というサービスを利用できますので、実質的にVPNが標準搭載されているノートン360の方が多機能だと言えます。

ノートンとウイルスバスターの性能の比較
マルウェア保護性能
以下は、第三者テスト機関が各主要セキュリティソフトのマルウェア保護性能(ウイルス対策機能の性能)テストした結果です。
AV-Testではウイルスバスターが6点満点中の5.5点なのに対し、ノートンは6点という満点の評価となっています。
AV-Comparativesによるテスト結果では、ノートンのマルウェア検出率が100%なのに対し、ウイルスバスターは98%台となっています。
一方、誤検出数については、ノートンの方がウイルスバスターより多くなっています。ノートンはアグレッシブに検出しようとする結果、誤判定が他製品より多くなる傾向があるようです。
- ノートンは複数の第三者テスト機関の検証結果で満点(100%)の評価を獲得!
- ただ、ノートンはアグレッシブにウイルスを検出しようとする結果、ウイルスバスターよりも誤検出が多い傾向
第三者テスト機関 | ![]() ノートン360デラックス | ![]() ウイルスバスタークラウド |
AV-Test | (6) | (5.5) |
AV- Comparatives (マルウェア検出率) | 100% | 98.97% |
AV- Comparatives (誤検出数) | 22 | 3 |
※AV- Comparativesは2021年3月のテスト結果
動作パフォーマンス
以下は、第三者テスト機関による、主要セキュリティソフトがパソコンの動作パフォーマンスに与える影響をテストした結果です。
AV-Testによるテスト結果では、ノートンもウイルスバスターも最高ランク(6段階の6)と評価されています。
一方、AV-Comparativesのテスト結果では、ノートンよりもウイルスバスターのパフォーマンスが低い(パソコンの動作に影響がある)という評価となっています。
ちなみに、ノートンの動作が非常に重いと書かれている記事を未だに目にすることがあります。確かに10数年前は非常に動作が重い時代もありましたが、今はそのようなことはありません。「動作が重い」と書かれている場合、その記事は最近のノートン製品を実際に使用したことがない人によって書かれたものだと思います。
第三者テスト機関 | ![]() ノートン360デラックス | ![]() ウイルスバスタークラウド |
AV-Test | (6) | (6) |
AV- Comparatives | 85 | 78 |
※AV- Comparativesは2021年3月のテスト結果
- ノートンの方がウイルスバスターよりもパソコンの動作パフォーマンスに与える影響は少ない
ノートンとウイルスバスターのテクニカルサポート体制の比較
主要セキュリティソフトメーカーはそれぞれサポートのサービス内容には違いがありますが、ウイルスバスターとノートンは比較的充実したサポート体制を用意しています。
ウイルスバスターでは、電話、チャット、メールに加えて、LINEを使ったサポートを用意しています。普段からLINEにをよく使う人には便利なサービスです。
また、ノートンはチャットを使えば24時間365日サポートを受けられます。
第三者テスト機関 | ![]() ノートン360デラックス | ![]() ウイルスバスタークラウド |
電話 | 平日のみ 10:00-19:00 | 平日のみ 9:00-18:00 |
チャット | 毎日 24時間 | 毎日 9:00-21:00 |
メール | 24時間受付 | |
LINE | 毎日 9:30-17:30 |
ノートンとウイルスバスターの使いやすさの比較
ウイルスバスタークラウドは機能ももちろん充実していますが、その大きな特徴の一つが「分かりやすさ」です。
製品のユーザーインターフェースはもちろん、公式HP上の説明も分かりやすく、外資系セキュリティソフト会社の製品によくあるような違和感や分かりづらさを感じることがほとんどありません。
また、製品ラインナップもとてもシンプルで、どの製品を選べばよいか迷うことがありません。したがって、特にパソコン初心者の方におすすめできるセキュリティソフトだと言えます。
一方のノートン360は、ウイルスバスタークラウドに比べると若干用語が分かりづらい部分があります。これは、マカフィー等の外資系セキュリティ企業と同じく、もともと英語で開発された製品を日本語化しているためです。
ただ、最近のセキュリティソフトは、インストールした後はほとんど何も設定する必要はありません。普段はインストールしていることすら意識することも少ないでしょう。
ノートンも十分使いやすい製品ですし、パソコン初心者の方以外は「使いやすさ」についてはそれほど気にする必要はないでしょう。
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まとめ
- 単純に価格で比較するとウイルスバスタークラウドが安いが、ノートン360の方が多機能なためコストパフォーマンスに優れている
- 基本的なマルウェア対策機能はどちらも十分
- ノートン360デラックスにはダークウェブモニタリングとVPNが標準搭載されている
- マルウェア保護性能はノートン360の方が高い
- パソコンの動作パフォーマンス対する影響もノートン360の方が高評価
- ウイルスバスタークラウドは、電話、チャット、メールに加えて、LINEを使ったサポートを用意している
- ノートン360はチャットを使えば24時間365日サポートを受けることが可能
- ウイルスバスタークラウドは製品のUIや公式HP上の説明も分かりやすく、製品ラインナップもとてもシンプル。特にパソコン初心者の方におすすめ
これら2製品の比較では、当サイトはノートン360をおすすめします。

理由:ウイルス対策性能はほぼ同等ですが、機能面ではノートン360の優位性が際立っています。
※ノートン360には以前2,780円(1年1台版)で販売されていた「ダークウェブモニタリング」と、今も3,290円(1年1台版)で販売されている「ノートンセキュアVPN」が標準搭載されています。

